小島健輔の最新論文

ブログ(アパログ2019年01月18日付)
『ボツが続きました』
小島健輔 (株)小島ファッションマーケティング代表取締役

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 年明けからクライアントでもある大手セレクトの某社、大手アパレルの某社の戦略について切り込んだ原稿を書いたのですが、前者は社内チェックで『インサイダー情報が含まれる』と指摘され、後者はクライアントの了解が得られず、どちらもボツになってしまいました。何期ものアニュアルレポートをひっくり返して検証し、私にしかできない裏読みで来期来々期の業績まで予測したのに、残念です・・・・それにしても私の原稿やブログのボツ率は相変わらず半端なく、さすがに今回は折れてます。
 一方、年明け早々の取材で書き上げた『ワークマンはユニクロを超えるか』は取材元のワークマンさんと社内のチェックも通り、おそらく初公開の凄い数字まで入手して「販売革新」に入稿しました。業績の推移から「ワークマンプラス」各店の売上状況、調達から配分・補給・物流の仕組み、コンビニとは雲泥に親切なFCの仕組みとFC店の最新所得水準(そっそっそんなに儲かるの!!!)などビッシリ6ページ、2月1日発売の二月号に掲載されますから、ワークマンにご興味のある方は必読ですよ。
 もちろん原稿ばかり書いているわけではありません。年明け早々に『19AWディレクション』をフィニッシュして11日からクライアント各社への解説を始める一方、2月1日に迫るSPACニューイヤーコンベンションの準備も進めていますし、月末週からは春物立ち上げ構築のVMDクリニックも始まります。
 去年も年明けも周囲はECとITやAI、無人店舗やニューリテールの話題ばかりで、マーチャンダイジングや店舗運営は全く話題に上がってきません。ホントにこれで良いのでしょうか・・・・

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