小島健輔の最新論文

ブログ(アパログ2018年09月21日付)
『スピンズの「チュコラ」はメチャ可愛いかったよ♥』
小島健輔 (株)小島ファッションマーケティング代表取締役

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 スピンズが韓国の可愛い女の子ブランドをフィーチャーして6月30日にオープンした「Chucla by SPINNS」を遅ればせながら覗いて来た。ユーズド店の品揃え傾向を見て回るついでに、竹下通りの「リズリサ」の向かいをオンデンフラットの方へ上って行く右手のビルの二階に上がってみた。「中野ブロードウェイ」に移転した「2.5スピンズ」と入れ替わりに「神宮前115ビル」2階に出店したもので、3階にも同社のカフェが出店している。

 『女の子の可愛いがぎゅっと詰まった秘密基地』を謳うだけに、通り側いっぱいに外光が入る店内はラベンダーやピンクなどパステルカラーで統一され、オリジナルデザインのコインロッカーやスマホの充電も出来ちゃう休憩スペースを完備。もちろんWi-Fi FREEだ。ファッション店には珍しい来店客用のトイレが2ブース用意されているのも優しいよね。

 「GIRLS RULE」をコアに韓国の女の子ブランドを揃え、トレンドでピックアップしたユーズドやオリジナルもミックス。メイクアップルームには「peripera」や「Witch’s Pouch」など韓国コスメも揃え、韓国の可愛いお菓子やドリンクも楽しめる。

 こういうのを韓国では「オルチャンファッション」って言うらしい。「オルチャン」とはインスタ感覚のカワイイ系美少女/美男子を指すハングルの俗語で、日本の少年少女にも浸透しつつあるそうだ。ボトムがワイドやガテンの日本のストリートとは逆に、「オルチャンファッション」は上がルーズで下がキュートなスタイリングが特徴で、そう言えば原宿や下北でもそんな少年少女が目に付く。

 それはともかく、スピンズは旬のユーズドやデッドストックを取り込むのが上手く、「チュコラ」でもグッチーな70’Sサテンプリントのロングポイントシャツ、80’Sなキャラクタープリントのスウェットなどをラック展開していたが、周辺や下北のユーズド店と較べても良心的な値付け(3200円、3900円ぐらいだった)も可愛く思われた。

 若い人達にとっては新品も古着も関係なく、価値と価格のバランスがよい可愛い品やこだわりの品を探すのだろう。ならば、店頭に法外価格で並ぶ薄味な新品が選ばれるのはレアになっていくのもやむを得まい。

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