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<トピックス>

SPACトピックスを更新しました。

小島健輔の新著『店は生き残れるか ポストECのニューリテールを探る』が6月30日に発売されました。ECが消費の主流となっていく中、どうしたら店舗販売が生き残れるのか、レジレス店舗やC&C対応からショールームストアや無在庫D2Cまで検証して店舗販売の未来を描きます。

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【発行】㈱商業界 【定価】1512円(本体1400+税)

     

メンズ担当MDマーケッターを募集しています。

流通・ファッションビジネスコンサルタント小島健輔の最新情報

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商業界オンラインに寄稿しました。

バーバリー、ディオール、アディダス 裏切りの歴史

ライセンスブランドに未来はあるか

(2018/09/25) 

三陽商会バーバリー業績画像

 三陽商会がバーバリーショックから未だ立ち直れず三度目の希望退職募集に追い込まれる一方、三陽商会を切り捨てた英バーバリー社とて業績が伸び悩んで売れ残り品の処分に苦慮している。果たしてライセンス商品とそのビジネスに未来はあるのだろうか・・・・

つづきはこちらから
     
     

衣料品の価格は三桁になる?

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 政府と日銀は無理矢理インフレにしようとあの手この手禁じ手まで動員して数字をいじり消費を煽っているが、インバウンドと泡銭に沸く一部の人たち(シンガポールっぽいよね)を除けば現実の消費は一段と冷え込み、価格感覚はじりじりとシビアになっている。

 もはや「ユニクロ」は高級ベーシックで大衆には手が届かず、「しまむら」さえプライスタグを見て躊躇する人が増えている。単品の大衆価格は1900円、2900円、3900円、アウターで4900円、5900円、防寒アウターで7900円までと思っていたが、今や地方や郊外のホームセンターや「しまむら」で売れる現実の価格帯は単品では590円、790円、990円など三桁に下落。アウターでも1900円、2900円に集中、3900円は奮発プライスになってしまった。

 そんな低価格品はまともなロットと仕様では作れないから、多くは流通在庫の放出品だと思われる。そんなのメジャーなチェーンでは売ってないと思われるかも知れないが、「ドンキ」や「しまむら」の実需期にはフツーに並んでいる。衣料品は過剰供給で毎年、過半が売れ残るのだから、わざわざ作るより格段に安く大量に手に入る。

 値引きと売れ残りのロスを織り込んで割高な価格になった新品は消費者にそっぽを向かれるばかりだから、安くてお値打ちな放出品を売った方が商売としても旨味がある。米国では業界の放出品を売るTJXやロス・ストアーズなどOPS(オフプライスストア)が衣料・服飾だけで5兆円のビッグビジネスに膨張し、金額ベースで16%、数量ベースでは30%近いシェアを占めている。

 いままで衿ネームを切り取ったり(自社ブランドに付け替えて再流通させる「FINE」も注目)海外に捨て値で流して闇に葬って来たデッドストックが海外の仕分け基地から「古着」として還流しており、国内業者の放出品と合わせて新品の流通を圧迫していくのは必定だ。それに「メルカリ」など箪笥在庫放出のC2Cリセール(米国では「スレッドアップ」などリセールサイト流通が二兆円に達する)が加わるのだから、割高な新品を売れ残るほど大量に作っても商売にならない。消費と流通の現実を直視してSPAもクリエイションもほどほどにし、放出品やユーズドの方が旨味があるという現実にも目を開くべきだ。
     

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アパログ 2018/09/25更新
     
     

スピンズの「チュコラ」はメチャ可愛いかったよ♥

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 スピンズが韓国の可愛い女の子ブランドをフィーチャーして6月30日にオープンした「Chucla by SPINNS」を遅ればせながら覗いて来た。ユーズド店の品揃え傾向を見て回るついでに、竹下通りの「リズリサ」の向かいをオンデンフラットの方へ上って行く右手のビルの二階に上がってみた。「中野ブロードウェイ」に移転した「2.5スピンズ」と入れ替わりに「神宮前115ビル」2階に出店したもので、3階にも同社のカフェが出店している。

 『女の子の可愛いがぎゅっと詰まった秘密基地』を謳うだけに、通り側いっぱいに外光が入る店内はラベンダーやピンクなどパステルカラーで統一され、オリジナルデザインのコインロッカーやスマホの充電も出来ちゃう休憩スペースを完備。もちろんWi-Fi FREEだ。ファッション店には珍しい来店客用のトイレが2ブース用意されているのも優しいよね。

 「GIRLS RULE」をコアに韓国の女の子ブランドを揃え、トレンドでピックアップしたユーズドやオリジナルもミックス。メイクアップルームには「peripera」や「Witch’s Pouch」など韓国コスメも揃え、韓国の可愛いお菓子やドリンクも楽しめる。

 こういうのを韓国では「オルチャンファッション」って言うらしい。「オルチャン」とはインスタ感覚のカワイイ系美少女/美男子を指すハングルの俗語で、日本の少年少女にも浸透しつつあるそうだ。ボトムがワイドやガテンの日本のストリートとは逆に、「オルチャンファッション」は上がルーズで下がキュートなスタイリングが特徴で、そう言えば原宿や下北でもそんな少年少女が目に付く。

 それはともかく、スピンズは旬のユーズドやデッドストックを取り込むのが上手く、「チュコラ」でもグッチーな70’Sサテンプリントのロングポイントシャツ、80’Sなキャラクタープリントのスウェットなどをラック展開していたが、周辺や下北のユーズド店と較べても良心的な値付け(3200円、3900円ぐらいだった)も可愛く思われた。

 若い人達にとっては新品も古着も関係なく、価値と価格のバランスがよい可愛い品やこだわりの品を探すのだろう。ならば、店頭に法外価格で並ぶ薄味な新品が選ばれるのはレアになっていくのもやむを得まい。

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アパログ 2018/09/21更新
     
     

 

 

 

現代ビジネスオンラインに寄稿しました。

百貨店もSCもECモールも終わった

アパレル業界を追い詰めた「三度の裏切り」…これではもう売れない

(2018/09/19) 

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今やECの勢いは留まるところを知らず、店舗販売は存続さえ危ぶまれているが、アパレル業界にとっては人気ファッションECモールの手数料高騰が頭の痛い問題になっている。その状況は『ECモールが百貨店化している』と嘆かせるほどで、“三度目の裏切り”かと業界を落胆させている。
 ■アパレル流通崩壊の引き金は百貨店が引いた
 ■アパレル業界は駅ビルやSCにも裏切られた
 ■百貨店化するECモールと決別する日

つづきはこちらから
     
       

商業界オンラインに寄稿しました。

5番街の華がまた1つ消える

あの「ヘンリ・ベンデル」が全店閉鎖!!

(2018/09/18) 

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【撮影】小島健輔

     

 ウォール・ストリート・ジャーナルやビジネスインサイダーが伝えるところによると、「ビクトリアズ・シークレット」や「バス&ボディワークス」を擁するL.ブランズ社のレスリー・ウェクスナー会長兼CEOは9月13日、「ヘンリ・ベンデル」の全23店舗とECサイトを来年1月末に閉鎖すると発表したそうで、全米のみならず世界の「ヘンリ・ベンデル」ファンをがっかりさせている。ラルフローレンやロード&テーラーに続いて、あのモダン・アールデコスタイルの美しいストアまで消えれば、5番街も寂しくなってしまうのではないか。
  ■大幅赤字のお荷物事業だった
  ■全社的リストラの一環
  ■それでもブランド価値は高い

つづきはこちらから

流通・ファッションビジネスコンサルタント小島健輔の論文

      
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公開セミナー

 

1010fb-title2018年10月10日(水)
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1017nr-title2018年10月17日(水)
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SPAC

SPACとは小島健輔が主催する業界唯一の実務情報交流型経営研究会です。 

 

第368回SPAC研究会の御案内
テーマ
『出店政策&出店条件総点検2018』

 ECの拡大が店舗販売を圧迫し先行企業が次々とEC主導のC&Cに踏み切って店舗網の整理縮小に転ずる一方、商業施設の開発が減少し好適物件が限られコストインフレも止まらないという四面楚歌の中、C&CやD2Cを見据えた出店政策と退店政策はどうあるべきか戦略的展望が問われます。そんな状況下で開催する「出店政策&出店条件総点検2018」は開発状況や出店条件のみならず退店戦略、ポップアップストア展開や商業施設外への出店、デベのC&C対応まで視野を広げて状況を検証し、将来に禍根を残さない対応を提じたいと存じます。  出退店状況と出店条件の検証、出退店政策の提言、新規開設商業施設の売上予測に続き、三井不動産の 小野伸太郎様、パルコの山口晃司様、SHIBUYA109エンタテイメントの中里研二様をお招きし、「ポップアップストアとC&C対応の最前線」をテーマに商業施設デベの先進的取り組みを語っていただく予定です。

2018年8月吉日
S P A C 研 究 会
事務局長 小島 健輔

第368回SPAC研究会
———-テーマ———-
『出店政策&出店条件総点検2018』
———-日 時———-
9月28日(金)PM1:30〜4:30
———-会 場———-
原宿東郷記念館
3F オランジェール
   

入会のご案内

 ブランディングとマーチャンダイジング&リテイリングの技術革新を目指すファッションビジネスまたは関連ビジネスで、事務局が適切と認めた企業が参加できます。企業または事業部単位に加盟し、代表者ないし実務トップ/上級戦略スタッフ1名をクラブメンバーとして登録します。クラブメンバーはクラブの運営に積極的に参加するとともに、毎月のテーマに応じて社内の適者を選定してビジターとして例会に同伴します(選択的参加も可)。

最新マーケットトレンド

2018年09月末の店頭からゾーン別注目ルックの一部をご紹介。

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※SPACレポートでは毎月レディス9ゾーン/33〜35体、メンズ6ゾーン/約17〜19体、計50体以上のスタイリングをウェアリング/カラー/ディティール/アイテム別MD展開などの解説と共にビジュアルで報告しています。

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詳しくはこちらから

会社概要

当サイト運営 流通・ファッションビジネスコンサルタント会社

株式会社小島ファッションマーケティングの概要

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 数字だけでなくリアルな現場検証を重ねて実務を体系的に革新する一方、中長期の環境変化に対応するドメイン戦略と収益構造を展望し、マーケットと調達背景を繋いで新たな市場と高収益体質を獲得するビジネスモデルを創造していく、それが私達“ビジネス・エンジニア”の使命です。その原点は顧客と現場の実態に立脚した実証主義であり、決して仮説やイデオロギーに流されることはありません。どんなPDCAプラットフォームにも成功体験にも連作障害と賞味期限が避けられないという現実を直視し、マーケット/競争環境/調達背景の三面を睨んで環境変化に対応する業務プロセスとビジネスモデルの革新を適時に提案して行きます。
 売場の営業的再構築指導や商品計画・調達の実務指導といったオンタイムな業務から、先を見た出店戦略や調達〜ロジスティクス体制再構築、中長期の環境変化に適応するビジネスモデル設計や業態開発まで、MD/VMDのみならずオムニチャネルなリテイル・オペレーションやロジスティックス、組織、財務まで、クライアントの規模や経営状態、マネジメント風土など実情を直視して柔軟かつ体系的にサポートします。

サービス概要

  • SPAC研究会の運営
  • 店頭クリニック
  • 教育研修
  • 業態再生/新業態開発
  • 商業施設の診断/リモデル企画
  • 新設商業施設の構成企画
  • デューデリジェンス(企業価値評価)

スタッフ募集

■メンズ担当MDマーケッターを募集しています。

お問い合わせ

株式会社小島ファッションマーケティング
事務局マネージャー 担当:深野
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4 -18−7−101
TEL:(03)3403-8233
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