ユニクロ症候群 退化する消費文明
= 退化する消費文明 =

 昨年まではユニクロはイケイケで、ケチをつけるのも憚られるほどの勢いがありましたが、3月、4月、6月と既存店が前年を割り込んで、ユニクロを見る業界人の視線にも明らかな変調が感じられます。
 日本人の衆愚性なのか、躍進している企業に『違うんじゃないの?』と疑念を呈するのは引かれ者の小唄か負け犬の遠吠えみたいに馬鹿にされる事が多く、ついつい憚られるのが実情です。そんな雰囲気がちょっと変わって来たこのタイミングで『ユニクロ症候群 退化する消費文明』を出版出来るのは幸いと言うべきでしょう。これまでのユニクロ本は礼讃ばかりで批判の視点を欠いていましたから、これほど冷徹にユニクロのこれまでとこれからを見透かした書物は空前絶後だと思います。是非、御一読下さい。きっとスカッとしますよ!

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ユニクロ症候群 退化する消費文明
四六判ソフトカバー、232ページ
東洋経済新報社、定価(本体1500円+税)